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位置指定道路について

更新日:2月21日




位置指定道路とは、都市計画法に基づいて位置が指定された道路のことです。


位置指定道路は、都市の交通の円滑化や安全性の向上、景観の整備などの目的で設定されます。位置指定道路には、以下のような特徴があります。


1.位置指定道路は、都市計画区域内であれば、どのような用途地域や建築基準法上の制限にも関係なく、位置を指定することができます。



2.位置指定道路は、位置が指定された時点で、その位置に沿って道路を建設することが義務付けられます。

そのため、位置指定道路の敷地内にある建物や樹木などは、道路建設のために移転や伐採されることになります。


3. 位置指定道路は、一般的な道路と同様に、国や都道府県、市町村などの公共団体が管理者となります。

しかし、位置指定道路の建設費用は、原則として敷地内にある土地や建物の所有者が負担することになります。


位置指定道路は、都市計画法の中でも特殊な制度です。


位置指定道路のメリットとしては、都市計画に沿った効率的な道路網を形成することができることや、公共団体の財政負担を軽減することができることが挙げられます。


一方、デメリットとしては、敷地内の所有者の権利や利益を侵害することや、建設時期や方法について不透明な部分が多いことが挙げられます。



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