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ZEH水準住宅とGX志向型住宅は何が違う?2026年の補助制度と住宅性能を比較

5 日前
読了時間: 6分

家づくりを調べていると

「ZEH水準住宅」

「GX志向型住宅」

という言葉を目にする機会が増えました。


どちらも省エネ性能の高い住宅ですが

「GX志向型はZEH水準より補助金が多い住宅」

という理解だけではありません。


2026年の「みらいエコ住宅2026事業」では、ZEH水準住宅とGX志向型住宅で求められる断熱性能、省エネ性能、太陽光などの再生可能エネルギー、HEMSの要件、対象世帯まで大きく異なります。

今回は、これから家を建てる方に分かりやすく違いを整理します。 みらいエコ住宅2026事業【公式】



まず結論としてGX志向型住宅は「ZEH水準のさらに上」

大きな違いを整理すると、次のようになります。


比較項目

ZEH水準住宅

GX志向型住宅

断熱性能

断熱等性能等級5以上

断熱等性能等級6以上

一次エネルギー削減

再エネを除き20%以上

再エネを除き35%以上

太陽光等を含む削減

要件なし

原則100%以上

HEMS

必須ではない

高度エネルギーマネジメント必須

2026年補助対象世帯

子育て・若者夫婦世帯

全世帯

補助額※5~8地域

35万円/戸

110万円/戸


つまり、GX志向型住宅は

断熱をさらに高める+設備の省エネ性能を高める+太陽光等でエネルギーを生み出す+HEMSでエネルギーを管理する

ところまで求める住宅です。 みらいエコ住宅2026事業【公式】



ZEH水準住宅とは?

2026年制度におけるZEH水準住宅は

断熱等性能等級5以上かつ

再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量を基準から20%以上削減

する住宅です。


一次エネルギー消費量等級では等級6を満たす必要があります。 みらいエコ住宅2026事業【公式】


ここで少し注意したいのが、

「ZEH水準住宅=太陽光発電が必須」ではない

ということです。


今回の補助制度上の「ZEH水準住宅」は、太陽光発電によって年間エネルギー収支をゼロにすることまで必須要件にはしていません。

名称に「ZEH」と入っているため混同しやすいところです。



GX志向型住宅は何が違う?

GX志向型住宅では、まず断熱性能が等級6以上に引き上げられます。

さらに、再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量についても、ZEH水準住宅の20%以上削減に対して、GX志向型住宅は35%以上削減が必要です。 みらいエコ住宅2026事業【公式】


一般的な地域の戸建住宅では、太陽光などの再生可能エネルギーを含めると、一次エネルギー消費量を100%以上削減する性能も求められます。


さらに、

高度エネルギーマネジメント

の導入が必要です。


具体的には、所定の「ECHONET Lite AIF仕様」に対応したコントローラなど、住宅内のエネルギー使用状況を管理できるHEMS機器を設置します。 みらいエコ住宅2026事業【公式】


※寒冷地・低日射地域、多雪地域、都市部狭小地などでは再生可能エネルギーの要件が緩和・除外される場合があります。 みらいエコ住宅2026事業【公式】



5地域なら断熱性能はどれくらい違う?

岡山県北部で家づくりを考える場合、数字で見ると違いが分かりやすくなります。

例えば省エネ地域区分5地域では、おおむね、

断熱等級5:UA値0.60以下 断熱等級6:UA値0.46以下

が目安になります。

つまりGX志向型住宅では、ZEH水準よりも一段高い断熱性能が必要です。


松岡建設では、もともと断熱等性能等級6以上、HEAT20 G2水準以上を基本的な目標としているため、断熱性能だけを見るとGX志向型住宅の考え方とも近い部分があります。


ただし、GX志向型住宅として補助制度を利用するためには、断熱だけではなく、一次エネルギー削減率、再生可能エネルギー、HEMSなど制度全体の要件を満たす必要があります。



補助金額にも大きな差があります

みらいエコ住宅2026事業では、5~8地域の場合、

ZEH水準住宅:35万円/戸

に対して

GX志向型住宅:110万円/戸

です。

1~4地域の場合は、

ZEH水準住宅:40万円/戸GX志向型住宅:125万円/戸


また対象世帯にも大きな違いがあります。

ZEH水準住宅は原則、子育て世帯または若者夫婦世帯が対象です。


一方、GX志向型住宅は、

世帯条件なしで利用できます。 みらいエコ住宅2026事業【公式】

ここは非常に大きな違いです。



ではGX志向型を選べば必ず得?

ここは慎重に考える必要があります。

GX志向型住宅は補助額が大きい一方、

  • より高い断熱性能

  • 高効率設備

  • 太陽光発電等

  • HEMS

  • 性能証明

  • 制度対応

などが必要になります。


そのため

補助金が75万円多いからGXにする

という考え方だけでは判断できません。


性能を上げるための追加費用と、将来の光熱費、快適性、設備更新、太陽光発電のメリットまで含めて比較した方がよいでしょう。


補助金はあくまで高性能住宅を建てるための支援です。

補助金を目的に住宅性能を決めるのではなく

自分たちがどんな家で何十年暮らしたいか

を先に考えることが大切です。



松岡建設が重視するのは「補助金」より家そのもの

松岡建設では、ZEHやGXという名称だけで住宅性能を判断しません。

私たちが重視しているのは

断熱・気密・日射取得・日射遮蔽・窓性能・耐震・湿気結露対策

を住宅全体で考えることです。


例えば冬は、南側の窓から太陽熱を取り込み、それを断熱・気密によって室内に保ちます。

夏は軒や庇、シェードによって強い日射を遮ります。

性能の高い設備をたくさん付けるだけでなく

まず建物そのものの性能を高め自然の力を上手に使う。

これが松岡建設の考える省エネ住宅です。



ZEH水準とGX、どちらを選べばいい?

単純に、

ZEH水準→GX=高級

という関係ではありません。

まず

「どの程度の断熱性能が必要か」

「太陽光を載せるか」

「初期費用はいくら増えるか」

「年間の光熱費はどう変わるか」

「補助金はいくら使えるか」

を比較して決める必要があります。


特にこれから家を建てるなら、

補助金が終わった後にも価値が残る性能か

という視点で考えてほしいと思います。



まとめ|補助金ではなく「これからの暮らし」で選ぶ

ZEH水準住宅とGX志向型住宅の大きな違いは、

ZEH水準住宅=高い断熱・省エネ性能を持つ住宅

に対して

GX志向型住宅=さらに高い断熱・省エネ性能に、創エネとエネルギー管理まで組み合わせた住宅

という点です。


2026年の補助制度ではGX志向型住宅への支援額が大きくなっていますが、大切なのは補助金額だけではありません。


家は30年、40年、それ以上使うものです。

だからこそ

建築時の費用+補助金+光熱費+快適性+将来のメンテナンス

まで含めて考えることが大切です。


松岡建設では、真庭市・岡山県北部の気候や敷地条件を見ながら、ZEH水準・GX志向型という制度上の名称だけではなく、そのご家族に本当に必要な住宅性能を一緒に考えます。

「GXにするメリットはどれくらい?」「ZEH水準でも十分?」「太陽光まで含めると総額はいくら?」

そんな段階からでもご相談ください。

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