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断熱等級6を暮らしの快適さにつなげる家づくり

8月31日
読了時間: 3分

更新日:9月9日


家づくりを調べていると、「断熱等級6」や「HEAT20 G2」といった言葉を目にする機会が増えていると思います。

性能を比べるうえで頼りになる指標ですが、数字を満たせば、それだけで一年中快適になるわけではありません。


真庭市で高断熱住宅を考えるなら、冬の寒さだけでなく、夏の日差しや朝晩の気温差、暮らし方まで見据えて設計することが欠かせません。

今回は、断熱性能を実際の心地よさにつなげるために確認したいポイントを整理します。


断熱等級は、住まいを比べるための共通の物差し

シェードのある家

国の住宅性能表示では、断熱性能をUA値とηAC値によって評価します。

UA値は、屋根・外壁・床・窓などを通じて建物全体から逃げる熱の割合を示すもの。

ηAC値は、夏に窓などから入る日射熱の程度を見る指標です。


どちらも大切ですが、計算結果だけでは部屋ごとの温度差や窓辺の体感、実際の冷暖房の効き方まですべて分かるわけではありません。

HEAT20も、G1〜G3の目的はUA値そのものではなく、室温と省エネルギーを両立する「住宅シナリオ」にあると説明しています。

性能値はゴールではなく、快適な暮らしを組み立てる出発点です。


窓の配置と日射の扱いで、夏冬の暮らしは変わる

同じ断熱性能でも、建物の向きや窓の大きさ、庇の出によって室内環境は変わります。

冬は低い角度の日差しを室内へ取り込み、夏は深い庇や外付けシェードで強い日射を遮る。こうした調整が、冷暖房へ過度に頼らない住まいにつながります。


大きな窓を設けることが、いつも正解とは限りません。

景色、採光、家具の配置、外からの視線を考えながら、必要な場所へ適切な大きさで配置したいところです。

敷地条件や周囲の建物も状況により設計する必要があります。


気密性能は、断熱材を働かせるための土台

丁寧に断熱材を施工しても、建物に想定以上の隙間があれば、暖めた空気や冷やした空気が逃げやすくなります。

また、計画した換気経路がうまく働きにくくなることもあります。

気密性能はC値で表し、完成した建物で測定できます。

図面上の計算だけではなく現場で確認することで、施工精度を確かめられる点が特徴です。松岡建設が気密測定を行うのは、性能をうたうためだけではありません。

設計と施工がきちんとつながっているかを確認するためです。


冷暖房・換気まで含めて一つの住まいとして考える

高断熱化した住宅では、以前より小さな冷暖房能力で室温を保ちやすくなります。

一方で間取りに対して機器の位置が合っていなければ、空気が届きにくい場所が生まれます。

換気設備も、必要な風量だけでなく、点検やフィルター掃除のしやすさまで見ておきたいところです。

断熱、気密、日射、冷暖房、換気は別々の項目ではありません。

家族の生活時間や暑さ・寒さの感じ方も伺いながら、全体のバランスを整えることで、数値が日々の快適さとして実感できる住まいになります。

松岡建設では、断熱等級6以上、HEAT20 G2水準以上を目安に、敷地と暮らし方に合わせた設計をご提案しています。


真庭市周辺で高断熱住宅をご検討の際は、等級だけでなく、窓、日射、気密測定、設備計画まで含めてお尋ねください。


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